俺が大工になった理由

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「設計士になりたい」
そう決意したのは、たしか中学の時だ。数ある職業の中から「建築」を選んだのは、毎日汗水たらして働く親父の背中から、何かを感じ取っていたからだと思う。

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あの頑固親父は、俺がそんな風に思っていたこと、全然知らないだろうな……。しかし「大工」にだけは絶対なりたくなかった。「もし大工の道に進んだとしても、親父には一生勝てない」無意識にそう感じていたのかもしれない。「俺は俺の道で親父に負けないようなプロになる」それだけは譲れない、まだ幼かった俺の唯一のこだわりだった。

高校を卒業後、当然のように建築の専門学校に進学した。その後の進路は、設計事務所にしようと思っていた。学校で学んだ設計の知識を、すぐにでも活かしたいと思っていた。

「一日でも早く、親父をびっくりさせるような一流の仕事をしてやる」

だが「現場を知らずして、設計は出来ない」という尊敬する先輩のアドバイスがあった。「長い目で見たら、きっといい仕事が出来る」と、大手?ゼネコンへと就職することにした。将来的に設計部への移動も約束されていた。結果的には自分の希望したとおりの道になる、と思っていた

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任されたのは、現場監督。主にマンションやビジネスホテル・公共の建築物に携わっていた。仕事はやりがいもあり、順風満帆だった。そんなある時、俺は初めて鉄筋コンクリート造の一般住宅を任された――。

「ガシャン、ガシャン、ウー」コンクリートポンプ車が大きな音を立てる。十数名の職人が炎天下に作業している。この姿を見ながら、俺は思わず首をかしげた。

(何かが違う?)
(いったい、何だろうこの違和感は?)

これまで、何度も経験しているコンクリートの打設。しかし、いつもとは違う自分の感情がそこにはあった。その「何か」が解らないまま作業は進み、もうじき打設完了という頃、俺はあることに気が付いた。

「コンクリートの匂い、か……」「でも、何故だろう?」それまで毎日のように嗅いでいた匂いのはずなのに、その日に限って言い知れぬ違和感があった。「気のせいか……」

つづく・・・

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■題名 俺が大工になった理由 小冊子 小島満夫著 A5版 72ページ
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