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2010/12/02

内装リフォーム|洋室床板張り替え工事 [ブログ@現場]

内装リフォーム|洋室床板張り替え工事

床材(表面化粧合板)は、長年使っていると部分的に心材が弱くなり、のると凹んでしまうくらい耐久性が無くなってしまいます。

しかしながら、すべてがダメになっている訳ではありません!!あくまでも合板の耐力が無くなっているだけで、その下の根太や構造体がダメになっていると言う訳ではないのです!!

よく『床が腐ってきたから』と連絡が来ることがあります。実際に調べてみると根太は何ともなく、床材だけが耐用年数を過ぎてしまってダメになっているだけと言うことがほとんどです。

そんな時は、壁の中心から30センチか45センチ離れた辺りに乗ってみてください。根太がその辺りにありますので、頑丈だったら床板が劣化しただけです!!

とは言え、耐力が無くなっているので張り替えしなければいけませんが、根太からすべて交換する必要はないです。

前置きが長くなってしまいましたが、今回のリフォームは、そんな洋間のリフォームではなく、構造躯体である根太が垂れ下がってしまった床板の張り替えをお伝えします。

画像(399x299)

既存の部屋の様子です。

ひと昔前は、この手の床材が多く使われていました。そうそう、最初に言っておきますが、このお宅は2×4工法で建てられている家で、根太が垂れ下がっていると言っても、構造耐力上問題が無いと判断出来ています!!

補強も出来ていますし、床が落ちるようなことは間違ってもありませんのでご安心を。。。

画像(399x299)

床の張り替えと言っても、既存の床を剥がすことはしていません!!

最近ではバリアフリーが当たり前になっていますが、古い家は廊下と部屋には必ず段差があったり、敷居だけが出っ張っていたりしたもので、床を張り替えるにあたっては、床を剥がさずにそのまま下地として利用するやり方を採用しています。

これで敷居との段差を解消してます。


水平を見るレーザーレベルを使って、不陸を調整しながら根太上にパッキンを使って床を張り上げています。

こうした床張り作業は手間が掛かるため遣りたがらない大工さんも居ますが、小島勝工務店では細かい作業も丁寧に住みよい住環境にするための施工を心がけています。

画像(399x299)

張りあがるとこんな感じです。

今回はバーチ材のフローリングを使いましたが、既存と同じような柄もあれば無垢板の床材も取り揃えています。

予算やご希望に応じて施工しています。



床板が劣化してきた・・・これは白アリかも知れません!!
こんなダマシ文句には引っかからないようにしてください!!

最近は、チョットした事でも大袈裟に言う業者も多くいるようで、くれぐれも注意して頂きたいと思います。

住宅についての相談ごとがある方は、メールでも頂ければお答えさせていただきます。
どうしても現地を見なくては判らない事で無い限り、解決できるのではないかと思いますので、お気軽にご相談ください。


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Posted by 兄貴 小島満夫 at 06時49分

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プロフィール

株式会社小島勝工務店

代表取締役

兄貴 小島満夫

小島満夫
1972年9月生まれ

一級建築士
一級施工管理技師
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