先日、木材利用ポイント事業者登録説明会に参加をしてきました。


木材利用ポイント？


この制度の目的としては、木材（主に国産材）の利用促進。森林資源が豊富な日本の森林資源について住宅分野で利用拡大を図り、2020年度を目安に木材自給率50%を達成すると言うことだそうです。

内容としては、新築・増築・購入で、一定量の地域材（登録材料）を使用した場合、最大で３０万ポイント。内外装の木質化（部位ごとに設定）を行う新築・リフォームで最大３０万ポイント。この二つは併用が可能と言うことなので、新築住宅の場合は、最大で６０万ポイントが貰える計算になります。
その他、木製品（地域材）の家具と薪ストーブ・ペレットストーブにもポイントが付くようです。（詳細は現時点では未定）


主な仕組みは、昨年に終了した住宅エコポイントと似た制度ですが、大きな違いが事業者登録制度と言うこと。

住宅エコポイントでは、登録事業者でなくても工事を行うことができたのですが、今回の木材利用ポイント制度では、材料の供給事業者と施工業者の双方共に事前に事業者登録をしていないと対象工事を行えないということです。


もしこの制度を利用しようと考えている方は、頼もうとする業者さんに事前登録は済んでいるか聞いてください。


申請は、今月の３１日までだそうです。


うちも早く申請だけは済ませておかなきゃ...(^^ゞ




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趣味専用の建物として造った木造平屋建て



書道を趣味に持つお客様からの依頼で、平屋建てのアトリエ的に使用する新築をご依頼いただき、この春に竣工しました。

構造材にはＩＮＯＳ ＰＦウッドを採用し、構造計算に裏付けられたしっかりとした躯体になっています。

白い壁と黒い梁。柱を見せる新壁工法により古民家を意識した内装の仕上がり具合にお客様も喜んで頂いております。


現在の建物は柱を見せない大壁工法が主流で、構造金物も多く使用されるため柱を見せる新壁工法で造るのは大変苦労しましたが、我ながら良い出来だと思います...

　


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綾瀬市で行ったリフォーム工事の報告…


ずいぶん長いこと引っ張ってしまいましたが...(^^ゞ
素敵に生まれ変わった室内をご案内します。

Before廊下

After廊下

部屋の用途は大きく変わりはしましたが、基本的形状は変えることは出来なかったため通路となる部分は今までと同じ位置になっています。

改修前は、各個室（和室2、洋室1）で仕切られていましたが、リフォームをすることで全体的につながりがある一つの空間として計画をしました。

Before洋室

Afterリビング

ごくごく普通の6帖の洋室。
ここを生活の拠点のリビングへ...

部屋の大きさは変えることは出来ないので少しでも開放的な空間になるようにと、天井を勾配天井にしています。

既存の小屋梁、、、ﾀｲｺ丸太はそのまま現して見せています。
まぁ〜取ることも出来ませんが(^^ゞ

PCｽﾍﾟｰｽ

間仕切り壁

リビングの一角には、パソコンスペースを造りました。
元々は物入れがあった場所です。

で、、、廊下との間仕切り壁は、飾り棚を造り付けて閉鎖的な部屋から繋がりある空間に。。。

Before和室

Afterキッチン

和室だったこの部屋は、水廻りスペースへと用途変更。


キッチンの奥には食器収納と食品庫を配置しました。

　
この収納スペースの隣に洗面・トイレを配置。

洗面台の陶器とﾓｻﾞｲｸﾀｲﾙはお客様ご自身で購入されたものです。ちなみに、ここで使われている住宅設備機器から建材に至るまで、すべてお客様がいくつものショールームを回り決められてきました。
自分の目で実際に見て確かめないとと強く思われていたようです。

廊下の突き当りにあった和室は寝室に生まれ変わり、キッチンのとの間仕切りには背丈ほどの壁を設けました。
タイルが貼ってあるように見えますが、これはLIXL（旧INAX）のエコカラットと言う建材を貼っています。

最近のエコカラットは、色々なデザインがあって、ワンポイントで使うとすごく良いですね。
ただ、切るのが大変なので割り付けをしっかりしないと施工は大変ですσ(^_^;)...

　
寝室の奥には何やら牢屋のような柵が見えます。
物入れの下になるわけですが、ここは一体なんのスペース？？？

ここは、お客様が大事にしている犬の部屋で、お客様が購入した柵に合わせて造作をしました。

最近では、ペットと一緒に暮らす生活が、ごくごく普通になっています。ペットも人も快適に暮らすことが出来る家づくりは、ペットを飼う人にとっては重要課題です。

今回は、床板に滑りにくく、傷・汚れに強い！愛犬と快適に暮らすための床材【TOYOPLY ハイパーフロア シストS+ワン】のトトロップ柄の商品を採用しました。

リフォームをすることで、快適に暮らせるようにするのはもちろんですが、同時に家の耐震面の見直しや構造強度を十分に考えて計画を立てないとせっかくキレイになっても、いざと言いう時に家が傾いてしまっては仕方ありません。

古い住宅や何度も増改築を繰り返してきた住宅は、実際に解体工事をしてふたを開けてみないと分からない部分がたくさんあります。
大規模な改修・リフォームをお考えの方は、信頼のおける業者選びを慎重に行ってください。

最近では、一級建築士を偽装していた問題なども取り上げられていましたが、最終的には人と人の信頼関係で成り立つ業界。自分自信も皆様から信頼される建築家としてこれからも努力していこうと切に思います。


最後に、今回の物件のBefore・After図面をご覧ください。

既存平面図

計画図

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【厚木市で行っていたリフォーム工事の完成をご報告】


こんばんは。。。

もうすぐお盆休みですね〜

早い人はすでにお休みに入っているのでしょうか？


さて、厚木市で行っていた内装リフォーム工事の完成を見てもらおうと思います。

ｌｄまず、このお宅は軽量鉄骨の軸組で建てられた住宅で、二間続きの和室とリビング、ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ、キッチンに洗面所とトイレが1階に配置された物件でした。


今回のリフォームは、内装の間仕切りをすべて撤去し、新たな空間を作り出す比較的大規模なリフォームです。

奥様の趣味である絵画を飾ったりアトリエを作って絵画教室のようなものができる空間づくりと言うものがコンセプトになって計画していきました。

1階のほとんどは絵画のための空間として造り替え、開放的で明るい仕上がりになっています。

元々のリビングはこんな感じでした。

掘り下げられた床にジュータン敷きで、広さはあるがもの淋しい感じがするリビングでした。

部屋の広さ自体は変えていませんが、壁面収納を家具造りで設置し、多目的に使えるようにしました。

リビング 壁面収納

オーダーメイドで造る家具は、その部屋のサイズ通りに造れるので、出来上がりがとてもきれいで隙間なく仕上がります。

さらにこの壁面収納にはある工夫が...

正面の板を下げるとデスクとして使用でき、チョットした書斎感覚で使ってもらえるようになっています。

リビングからダイニングキッチンが一つの空間となり、隣接してアトリエがあります。

↓の写真はリビングからアトリエ、ダイニングキッチン方向を見た写真です。

アトリエとの境には天井の高さまである稼働間仕切り引き戸を設け、一体の広々とした空間としても利用できるようになっています。


今日の所はここまで。。。

綾瀬の現場の報告もしなきゃ(^^ゞ







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綾瀬市一戸建て木造住宅リフォーム工事のその後。。。



解体を終えた現場の次の作業は床の下地作りでした(^^ゞ（過去形...）


まずは、基準となるレベル（水平）の墨出しを行い、既存床のレベルチェック！！


築30年・・・


やはり...だいぶ狂っていました。


そこで既存の根太材に対し、新たに根太組をしパッキンをかいながら高さ調整をし、床の合板を貼りこんで行きます。

その後すべての下地合板を貼り終えたところで、さらにあるものを敷き並べていきました！

右の黒いものがそれにあたりますが、いったいこれは？？？

正体は、遮音マットと言うもので、上の階からの足音などが下の階に響くのを軽減するためのもので、2世帯住宅などではよく用いられる材料です。


メーカーが示す実験データでは確かに軽減されていますが、人の感じる感覚には個人差がありますし、完全に遮音できるというわけではないので、取り扱いにはしっかりとした説明が必要です。

その後は、天井・壁の木軸組を組立設置して行き、部屋の形が仕切られて行きます。

この状態では何が何だかわかりませんね(^^ゞ


今日はとりあえずここまで。。。






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