2007/08/29
匠大工 知ってる?神棚 [ブログ@現場]
厚木市にあるチャーターバスの事業を行っている会社様より神棚作成の依頼がありました。
神棚と聞いて、何を想像しますか?
一般的に神棚とはお社(やしろ)を置く為の棚のことを言うようです。
お社そのものではないということ。
お社も本来は「宮形(みやがた)」と言います。
神棚を祀る方角や神棚の上部に通路があっては良くないと言う事は、良く聞くかと思います。
では、、、
棚板には決まった寸法があるって知っていました?
一般的に横幅を3尺6寸5分(1106mm)にします。
これは、1年365日を表しているんですよ。
次に奥行きですが、1尺2寸(606mm)にします。
これは、1年が12ヶ月であることを意味しています。
最後に板の厚み、1寸(30mm)にします。
これは、1日を意味しています。
このように、神棚の寸法は縁起を担いだ寸法になっているってお話です。
皆さんのご家庭にある神棚はどうですか?
この幕板、雲形とか雲板とも言いますが、作り手によっても様々な形があります。
この写真は、うちの会社で作る神棚に使われる幕板です。
社長の修行先の親方から、独立をする際にこの型板を手渡されたと聞きました。
そもそも幕板の意味をご存知でしょうか?
幕板(雲板)とは、雲と言うだけあって空を意味しています。
神棚の上部(天井)に『雲』と書いて貼っているのと同じ意味があると思われます。
お社(宮形)の上が空であることを示しています。
皆さんの家庭にある神棚・幕板はどのような形をしていますか?
友人・知人のお宅を訪問した際、見方を変えて、その家の神棚を見るのも結構楽しいですよ...
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Posted by 兄貴 小島満夫 at 08時42分
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この記事についてのコメントはこちらです。
松本様 コメントありがとうございます。
奥行の大きさにある1尺2寸とは、神棚の棚部分の大きさを指しています。
その他の寸法も棚板の大きさを言っています。
ご回答になっているかわかりませんが、コメントさせていただきます。
初めまして松本と申します。神棚を事務所に移設または新設しょうと考えていましてこのページを拝見させて頂きました。奥行の大きさ説明の中で1尺2寸(606mm)とされていましたが正しく教えて頂けますか。