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2007/10/26

こだわりの一品!(その2) [ブログ@現場]

一昨日の続きをお話したいと思います。。。っとその前に、今日も一日皆さんお疲れ様でした。

ここ厚木市では本日より3日間、商業観光技能まつりというイベントが行われます。初日から雨、明日も雨!?、明後日も・・・

所属する厚木建築職組合も技能部門でブースを出しています。こちらの模様はまたご報告します。。。

   
  
天竜杉でしたね!ホームページを見ていただいた方は判ってもらえたと思いますが、こだわりを感じることが出来たんじゃないかなぁ〜と思います。

最近の材木はほとんどが機械乾燥で強制的に乾燥させています。木材の含水率は通常18〜20くらいと定められていて、伐採してからここにたどり着くまでには1年から2年の月日が必要とされます。
こうした手間を機械を導入して生産能力を高めようと機械乾燥に頼っているんです。

この機械乾燥で作られた材料(KD材と呼んでいます)は、強制的に水分、脂分を飛ばしてしまうため、強度は一般木材(グリーン材と呼びます)に比べ弱くなってしまいます。ある程度の水分と脂分がないと粘り強さがなくなってしまうんです。

KD材の良いところは何でしょう?

木という物は、乾燥収縮するため反ったりしてしまう。KD材はそれが少ない。また、杉などの木は自然に割れてきます。KD材はそれが少ないのも特徴でしょうか。

割れや反りが少ない!

KD材の方がいい!と思いがちですが、本当にそうでしょうか???

以前こんなことがありました。
その現場はすべてKD材を使う仕様になっていて、指定されたとおりの材料を使って建方作業をしているとき・・・

成が300ミリの梁をクレーンで吊り上げ、取付をする際にカケヤを使って叩き落すのですが、ドンドンと梁を叩いているときに事件が起こりました。。。

見事というか、その場にいた全員が呆気に取られてしまいます。300ミリの梁が見事に折れたのです。

このときKD材のもろさを実感しました。


何とかならないもんかねェ〜っと考えているときに出会ったのが葉がらし乾燥をして完全天然乾燥する天竜杉TSドライだったのです。

少々長い文章になってしまいましたので、この続きはまたにしときます。


こちらの応援もよろしくお願いします。

Posted by 兄貴 小島満夫 at 18時17分

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