2010/05/12
耐震は本当に大丈夫? [ブログ]
耐震偽装問題が浮上してから5年が経ち、木造住宅に対する耐震の考え方も大きく変わった現在ですが、『耐震』『耐震』と家を強固なものにすることは本当に正しいことなのでしょうか。。。
建築基準法の考え方は、壁倍率の高い耐力壁をバランスよく配置することで、地震などの揺れから耐える建物をつくるとされています。
しかし、耐えようとして強くすることが、逆に仇となる場合があることも知らなければいけないと思います。
揺れと言う力に対して、耐えようとすればするほど強く反発する力が必要になる。耐える力が負けてしまった時、その建物は倒壊をしてしまう。
地震の揺れにはいくつかの種類があります。
左右にゆっくり揺れたり、細かく早く揺れたり色々です。
耐震住宅は、ゆっくりと力をかけるタイプの揺れには強いが、早く細かく揺れる力には弱い。
それはなぜか???
ゆとりがないからです!!
だったら、揺れに耐えるだけではなく、揺れを吸収して力を逃がしてやる方が、良いのではないでしょうか。。。
そこで今日ご紹介するのは制震と言うシステムです。
地震エネルギーを吸収し、揺れを軽減するこの工法は、高層ビルなどでも使われているもので、強く早い揺れに対して絶大の力を発揮するものなんです。
『地震エネルギー吸収システム ジーバ』
耐震+制震
耐震のものに制震を加えることで、強く早い揺れに対して揺れを制御するシステムになっています。
ここ関東では、30年以内に大きな地震が起こる可能性もだいぶ高くなっています。
今後は、耐震に対する考え方も変わってくるかもしれません。。。
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Posted by 兄貴 小島満夫 at 20時33分
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