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2007/08/11

大工の図面 [ブログ@現場]

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意匠設計図は住宅建築に関わった事のある方は、必ず見ていると思います。
その中でも、構造図を見ている人は施工側の人だけでしょう。
私たち大工さんは・・・

大工さんが見る施工図は、『ていた』(呼び方はいろいろあるのかも知れませんが・・・)と言ってベニヤ板の上に書かれるものです。
これを見たことのある人は、なかなか居ないのではないでしょうか。

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次の物件の準備で、大工北岡くんが初めての『ていた』書きに挑んでいます。
どこにどのような大きさの部材を掛けるか、どこに力が掛かって、どういう材質の材木を使うか、仕上がった住宅を想像しながら、書き込んでいきます。
このベニヤ板一枚で、加工から組立て、工事完成までを担う大事な図面です。

線を引く手にも力が入ります。
間違えないように、慎重にがんばってくれ!

現場を知り、材木を知り、初めてこの『ていた』が書ける。自分で『ていた』が書けなければ、家は建ちませんから!

手刻み(自社加工)にこだわった会社ならではの仕事ですね...

Posted by 兄貴 小島満夫 at 11時33分

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