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2008/03/13

ちょっとしたアイデア!? [ブログ]


今日は玄能の柄を新しく変えてみました。


いつも愛用している玄能の柄が折れてしまったので。


玄能にはたくさん種類(両口、片口、箱屋槌、細工槌、その他…)があり、
重さも115gの小玄能から750gの大玄能まであります。


ちなみに私が愛用している玄能は両口玄能
(頭の平面側で釘を3/4位打ち込み、その後もう一方の凸面で打ち込むと打痕が残らずきれいに打ち込める)
の丸玄能型で、375gの中玄能です。


私はこれぐらいがちょうど良いですね。


玄能の柄も自分で良さそうな木を見つけてきて加工、削りなどをして
自分だけの柄を作る人もいますが、私は今回市販されている玄能の柄で作ります。


市販されている玄能の柄もたくさん種類があるのですが、
今回私が選んだのは栗の木の柄です。



画像(180x240)・拡大画像()



栗の木は重硬で弾力に富んでおり、水湿によく耐え、材の保存性が極めて高いのが特徴です。


そのため建築材では土台の材料として使われたりします。



建築以外ではその特徴を生かし枕木(線路の下に敷かれている材木)として活躍していますよね。


この栗の柄を玄能の穴に合わせて削っていき、あそびがないくらいにぴったしとはめ込みます。



画像(180x240)・拡大画像()



これくらいぴったしおさめていれば、クサビをしなくても大丈夫。


これでまた玄能が復活しました。


普通ならこれで出来上がりなのですが、私の玄能はここからちょっと工夫をします。



画像(180x240)・拡大画像()



その工夫場所はこの柄の部分。


ここに1寸(30mm)、1寸5分(45mm)、2寸(60mm)、2寸5分(75mm)、3寸(90mm)
と目盛りを切り込み、墨で見やすいようにします。




画像(180x240)・拡大画像()



こうすることによって、柄でちょっとした寸法がわかるのです。


例えば穴を掘っている時、深さを測りたいけど手元に差し金がない。


そんな時はこの柄を穴に入れればすぐに寸法がわかるのです。


まぁー、ちょっとしたアイデア!?ですよね。


こうして私の玄能は出来上がりになります。


画像(180x240)・拡大画像()

Posted by 北岡 at 21時55分

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Yellow Goddess Bridesmaid Dresses 2013年06月07日 19時31分 [削除]

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